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2012年12月17日

【第4講座セッション1報告】身近な貧困問題を考える

講座1日目はあいにくの雨でしたが、
第4回講座「今が日本の分かれ道?!〜貧困・格差社会からの脱却〜」
無事に終了いたしました。

参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました!!

講座1日目は、まずアイスブレイク。
「貧困」と聞いて一番気になる言葉はなにか?
キーワードで書いて、それをペアで共有していきました。

ネットカフェ難民、孤独死(生活保護が受けられず)、子ども、
派遣労働、釜ヶ崎、児童労働、孤立、不景気、学生、戦争とサラ金、
などなど。

話せなかった人がいないよう、なるべくたくさんの人と話してもらおう!
と思っていましたが、どのペアも話し込む話し込む・・・・
みなさんがんばってくださいましたが、やはり時間が足りない。
さくっと話せるテーマではないんだよな・・・と改めて思いました。

これはグループディスカッションにたっぷり時間を取らねば。

その後は、PARC自由学校制作の
「近くて遠い、遠くて近い貧困問題 〜自分とつなげて考えてみました〜」
を、上映。映像には、資料やグラフなどもたくさん出てくるので
集中して見てもらえるよう、メモを取りやすいよう、視聴シートを配布しました。

約40分かんの映像視聴のあと、
このシートと、DVD資料を使ってグループでディスカッションしました。
ディスカッションのお題は2つ。
気になったこと、印象に残ったこと、共感したこと、意外だと思ったこと、
疑問に思ったこと、もっと知りたいと思ったことなどDVDの感想がひとつ。

二つめは、
いつ頃の、どんな出来事が貧困・格差社会への「分かれ道」だったと思うか?

貧困・格差を感じている人は多いと思います。
でも、それはいつからなのでしょうか。
なにかきっかけになるような出来事が起きたのか。
普段、なかなか考えられない難しい質問ですが
グループディスカッションでなら、じっくり過去を振り返り、
みんなで考えることができたのではないかと思います。

やはりどのグループも、話し合いは盛り上がり、予定時間を
少し延長して、じっくり話してもらいました。

その後、みんなで共有。

映像の感想では、

「苦しみながら、不安の中で働いている人が多かった」
「明日は我が身なんだと思うけど、差別や共食いが起きていて不安」
「貧困が進んだのは、これまで日本が外国から搾取していたことが
国内に移っただけなのではないか」

いつ、なにが「貧困・格差社会」への分かれ道だったのか?
「10年〜15年前から、早期退職、派遣労働者が増えた」
「今から14年前くらいに、エントリーシートが導入され、就活が難しくなった」
「ちょうど携帯電話が普及されだした頃では?」
「バブル経済から小泉政権」

なぜ止められなかったのか?
「日々の自分たちの生活が厳しくて、流れに追いつけない」
「そもそも、他人への関心がない」

などなど、たくさんの意見があがりました。

貧困・格差問題は、一人で考えるには重すぎて
どうにもならないような気持ちになるし、はっきりいってへこみます。
だからこそ、みんなで考えるべき課題なんだな。と、改めて思いました

2日目はいよいよ、佐高さんが来られます!
早めに寝ようと思いつつ、やはり交流会は盛り上がるのでした。

セッション2に続きます!

<第4回担当>
posted by 関西NGO大学 at 23:10| Comment(3) | 講座の報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本での貧困に関しては、私は実はそれほど
心配していません。以前から、過剰な裕福さ
の中で欲望が巨大になり、同時に血縁・地縁
が薄れて個人の責任だけが強調されてきたこと
の方が切実だと思っていました。

お金がそれほど無くても、個人が不安を感じ
ないでフツーに生きていけるよという信頼感
が社会にあればいいなと思いますし、そういう
ことを周りの人が感じるような生き方をする
ことが、一番肝心なことではないかな?と
思っています。
さきほど(12/22)、NHKの100分de名著『夜と霧』フランクをやっていましたが、自分が人生に何か意味を求めるのではなく、人生が自分に何を求めているかを考えれば、絶望の果てを越えてさえ、人はその人らしく選択した人生を歩めそうだなと感じました。
社会に何かを求めても不満や不安以外には得られそうもない気がします。
Posted by 森井哲也 at 2012年12月22日 17:11
ただ、社会問題をどうすれば
うまく解決できるかという工夫
は、たえずやっていた方がいいと
思います。
それをやることと、自分の生きる
覚悟や姿勢を安定的に保つことの
工夫は、同時にできることだと思います。
どちらかをやればどちらかが減ずる
ような関係ではありません。
Posted by 森井哲也 at 2012年12月24日 16:57
その後のセッション2はどうなったのかな?
期待していたんですが。。。
思うようにはいかなかったのかな?
ちょっと心配。
Posted by 森井哲也 at 2013年01月25日 19:10
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